2019年もポール・スミザーの「プランツコース」を萌木の村ナチュラルガーデンにて開講いたします。
「プランツコース」は、将来、植物に関わる仕事で活躍したい方のため、もしくは、ご自分の庭を自らの手で植栽・管理していきたい方のために、ポール・スミザーが直接指導するユニークな植物基礎講座です。
植物とは? 植物を取り巻く環境、生物多様性における植物の役割、人にとっても自然にとっても有意義であるよう意図された植栽計画など、植物の様々な側面について恵まれた環境の中で見知し、自然生態系に配慮したガーデンを構成する多種多様な植物について、その性質や特徴、活用方法、手入れ方法などについて実践的に学びます。
植物名は世界共通である学名(ボタニカルネーム)で行い、ポイントとなる英語の園芸用語はわかりやすく解説し、海外留学を目指す方にとっても最良の準備コースになります。
会場である萌木の村ナチュラルガーデンは、ポール・スミザーがデザインした『自然の韻(うた)が聞こえる庭』。多種多様な樹木、中低木、宿根草と共に八ヶ岳の在来種も数多く植栽しています。日陰、日当たり、湿り気、乾燥など変化に富んだ環境に合わせて効果的に植物を組み合わせることにより、訪れる人々を楽しませるだけでなく、自然の野や山で野草が激減している昨今、地域の野草の遺伝子を保護する役割も担っています。また、成熟した花壇、植栽したばかりの花壇、これから植栽する花壇など、植栽のさまざまな段階を比較、観察することができます。
周辺は八ヶ岳中信高原国定公園に指定され、山と森、高原、湖など変化に富んだ、豊かな四季に恵まれた環境です。ガーデンから出て、貴重な野草の生息地への自然観察ツアーも予定しています。
自主的、かつ貪欲に学ぶ姿勢を持つ受講生を期待しています。
プランツコースの概要および、申し込み方法については下記をご確認ください。