〜書籍「ナチュラルガーデンをつくろう!」あと書きより〜

「湖山池ナチュラルガーデン」緑化フェアをきっかけに庭づくりが始まった。
しかしこれで完成ではなく、
市民参加でさらに大きく育ててほしい。
現時点では、フェアの会期に合わせて秋に見頃になる植物が多いから、
これからは春に主役となるものも植えていこう。

ガーデン中央の巨石を組んだ「オアシス」は、今後、
木が生長して緑に覆われる。
防風のために湖畔に植えた木々も育って、多年草をやさしく守る役目をつとめる。
残したい野草をたんねんに選り分けて草取りをしていけば、
より自然で多彩な花壇になるだろう。

庭が育っていけば、さまざまな鳥たちがにぎやかに行き交い、
花を求める鳥をはじめ、多くの虫もやってくる。

多様な生態系をもつ庭は、子どもたちに人気の場所だ。
学校で観察会をやってもいい。なにしろここは背後に山があって、
目の前に広大な池が広がり、その向こうには海がある。
自然のつながりが一目でわかる、生きた教材だ。

そして、この庭が植物バンクのような働きをもつ場所になっていたら!?
挿し木や種子で植物を殖やして、町に供給するんだ。
地元育ちの植物が町なかに広がっていったら、
それは土地の個性を深めることにほかならない。

地元の素材でふるさとの景色をつくる。
この庭を、そんな未来につなげてほしい。

ポール・スミザー

>> 書籍『ナチュラルガーデンをつくろう!』詳細ページ
 

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ポール・スミザー ランドスケープデザイン事務所

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